不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫が発覚し、離婚すべきか悩んだけれど、夫もやり直したいというので、離婚を思いとどまったとします。
その後、夫が反省してやり直す努力をしてくれれば良いのですが、離婚を回避できた途端に安心して、元の無反省な夫に戻ってしまう人もいます。
そういう夫は、妻が不倫のことを思い出して辛いときも、気持ちを受け止めてくれず、「不倫の話を蒸し返すな!」と逆ギレしてきます。
夫が逆ギレするようでは、とても話を続けられませんので、結局妻だけが辛い気持ちを我慢することになってしまいます。
夫は不倫のことなど忘れたかのように過ごしているのに、これではあまりにも不公平ですよね。
こんなことになるのなら、不倫発覚時に離婚しておけば良かった・・という風に後悔している方もいるかも知れません。
では、不倫発覚時にスパッと離婚していたら、どうなっていたでしょうか?
離婚したら離婚したで、一人になって不便を感じたり、心細い思いをしたとき、「やっぱりあのとき、離婚を思いとどまっておけば良かった・・」と後悔したかも知れません。
どのような選択をしても、後になって後悔する可能性があるのは同じです。
私たちは誰しも、未来のことを正確に予測することは出来ません。
「あのとき離婚しておけば良かった」という後悔は、その後の夫の様子を観察していたからこそ生まれたものです。
夫の反省の態度は続かなかった。
妻の辛い気持ちを受け止めてくれない。
結局夫は何も変わっていない。
こういう結果が出るのは非常に残念なことです。
しかし、この結果は、不倫発覚時にすぐ離婚していたら分からなかったことでもあります。
それが分かっただけでも、やり直しを目指した期間はムダではなく、意味があったということです。
「やり直したい」「生まれ変わったつもりで努力する」という夫の言葉を振り切って離婚していたら、「あのとき夫の言葉を信じてあげたら、夫は変わってくれたかも知れない」と後悔したかも知れません。
やり直しを目指したけれど、1〜2年経っても、夫は期待通りには変わってくれなかったとします。
その場合は、その結果を踏まえて、今後のことを改めて考えて行けば良いのです。
・夫には変わる見込みが無いとハッキリしたから、今度こそ離婚をする。
・夫にもう一度反省を求め、変わる機会を与えるが、それでも変わらなければ離婚をする。
・夫の現状を受け入れて結婚生活を続ける。
様々な選択肢がありますが、大切なのは「一度決めたことであっても、いつでも見直して良い」ということです。
私たちは先のことは正確に予測できないので、時には一度選んだ道で後悔することもあります。
ただ、一度選んだ道でも、「これは違う」と思ったらいつでも見直したり、選び直すことは出来ます。
一度やり直すと決めても、夫の様子を見て「これはダメだ」と思ったら、そこから離婚に方向転換しても良いのです。
また、不倫が終わって何年経とうが、夫のやり直しの努力や姿勢が不十分と感じたら、いつでも改善を求めて良いのです。
※夫が不倫後やり直せる夫かどうかは、「不倫後、妻とやり直せる夫のチェックリスト(note記事)」も参考になります。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)