不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫をやめさせるには、とにかく夫を褒めて、おだてて、感謝をすれば良い。
妻から褒められれば、夫は機嫌が良くなって、不倫よりも家庭(妻)で過ごす方が楽しくなるはず。
そうすれば、夫は不倫をやめるだろう・・という考え方があります。
しかし、不倫をしている夫もバカではないので、妻の思惑通りに事が運ぶとは限りません。
妻の態度が急に変わると、「どうなってるんだ?」と疑問を感じ、不倫がバレないよう警戒するようになります。
妻の思惑に気づく敏感な夫もいますが、「急に態度を変えるなんてわざとらしい」と反発することもあります。
仮にこのやり方で夫が不倫をやめたとします。
その場合、いつまで「おだてる、ほめる、感謝する」を続けるのでしょうか?
一生続けるのなら良いのですが、もともと不倫をやめて欲しくて始めたことです。
妻もかなりムリをしていたはずなので、そんなに長くは続けられないでしょう。
では、不倫をやめた瞬間、手のひら返しで妻の態度が元に戻ると、夫はどう感じるでしょう?
妻におだてられて不倫をやめるような夫は、自分の不倫を棚に上げ、「オレをだましやがったな!?」と逆ギレするに違いありません。
夫に気持ち(不倫をやめて欲しい)を伝えても対立するだけ。
褒めておだてて、転がしてやれば良い。
夫と対立しないために、自分の気持ちを押し殺して、夫を褒めたたたえ、笑顔を作る
これでは、夫のことも自分のことも、尊重しているとはとても言えないと思います。
夫の不倫を解決しようとすれば、どうしても夫と対立することもあります。
そこでムリに対立を避けようとすれば、上記のような「自分も夫も尊重しない」方法に頼りがちになります。
・夫の不倫を解決し、夫と本当の意味で夫婦関係を改善するには、一時的に対立するのは仕方ない
夫の不倫問題に対処する際は、こうした認識と覚悟が必要です。
「対立」と言っても、夫を敵とみなして攻撃する「敵対」とは違います。
不倫を続けようとしている夫と、不倫をやめてほしい妻は、意見が異なる対立関係であっても、決してお互いに敵になるわけではありません。
夫婦間の重要な問題(不倫)について、夫婦で意見が異なることを認め合ったうえで、解決に向けてお互いの意見・要望を調整していくわけです。
夫が妻の要望を受け入れて不倫をやめ、妻も夫の意見・言い分に耳を傾けてあげる。
(※耳を傾ける=夫の言い分や言い訳を認めることではありません)
こうしたプロセスを経て、お互いに納得する形で不倫問題を解決していくのです。
対立を怖れて不倫問題をなあなあで済ませたり、逆に敵対してお互いを攻撃し合うのではなく、きちんと対立することが大切なのです。
ある問題について夫ときちんと対立するということは、夫婦でお互いの違いを認め合うことであり、お互いを尊重することにもつながります。
夫に自分の意見(不倫をやめて欲しい)を伝えることは、決して敵対することではありません。
夫と敵としてやり合うのではなく、夫婦として解決すべき問題(夫の不倫)について、お互いの意見の違いを明らかにし、一緒に解決を目指していくのです。
・対立を怖れず、敵対もしない。
この姿勢で夫と接することが、夫にナメられず、夫から無用の反発も受けず、夫婦関係を改善していくことにつながるのです。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)