不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫を解決できる妻には、ある共通点があります。
その共通点の一つ目は、「ちゃんと怒っていること」です。
・不倫の現場に乗り込んで、「これはどういうこと!?」と夫を問い詰める
・不倫相手の女の髪の毛をつかんで引きずり回す
・不倫の証拠を発見した瞬間、夫に往復ビンタを食らわす
これらは、私がカウンセリングでお聞きした(ほぼ)実例です。
実際に妻がこうした行動に出て、結果的に夫は不倫を止めました。
妻の怒りのエネルギーが、夫の不倫問題解決の突破口を開いたわけです。
上記のような怒り方は、私にはとてもできないと思われたでしょうか?
別にマネをする必要ありません。
やり過ぎている部分もありますし、行動のタイミングや、夫のタイプによっては逆効果になることもありますからね。
怒りの表現の仕方は人それぞれで良いのです。
大事なポイントは、夫の不倫という行為に対して「怒りを感じて良い」ということです。
確かに、怒りは、表現の仕方によっては人間関係を壊すこともあります。
その意味で、取り扱い注意の感情ではあります。
しかし、怒りの感情は、自分の心と体を守るためのものでもあります。
「喜怒哀楽」というように、人間にとって必要不可欠な感情なのです。
夫の不倫を「ちゃんと怒ることができない」場合、表現以前の問題として、怒りを「恥ずかしいもの」「悪いもの」「怒っている女性は嫌われる」と思い込んでいる可能性があります。
あなたも心あたりはないでしょうか?
確かに、何かにつけてプリプリ怒っているのでは、ただの「怒りっぽい人」「常にイライラしている人」になってしまいます。
それでは嫌われても仕方ありませんね。
しかし、怒るべきときにちゃんと怒ることは、全く違う次元の話です。
夫の不倫は妻の心と体をひどく傷つける行為です。
「ここで怒らなくていつ怒るの?」と言っても良いくらいに「怒るべき時」なのです。
夫の不倫を解決できる妻の、2つ目の共通点は、「自分の世界」を持っていることです。
自分の世界とは、自分自身の人間関係(親きょうだい、友人、知人)、仕事、好きなこと、趣味などのことです。
自分の世界を持っている女性は、「夫(家庭)が自分の全て」の女性に比べ、夫の不倫を解決しやすくなります。
その理由は以下の通りです。
・夫の不倫を相談できる人がいる→悩みを1人で抱え込まずに済みます
・仕事をしているので、経済的不安が少ない→いざとなれば「離婚」と、腹をくくって対処できます
・趣味や好きなことで気分を発散できる→気分がラクになるので、悩みに前向きな対処ができます
そして、一番大きいのが、「夫の不倫を客観的に見られる」ということです。
自分の世界があるので、自分と夫は別人格の人間であると認識しやすくなります(境界線を引ける)
「夫の不倫は自分に影響を与えるけど、基本的には夫自身の問題である」
そう認識することで、夫の不倫と冷静に向き合いやすくなり、対処もしやすくなるのです。
つまり、自分の世界を持つということは、夫の不倫に対処する足場を持つということなのです。
これに対して、「夫が自分の全て」になっていると、夫の不倫は自分自身の問題になります。
夫の不倫が自分の問題になっていると、自分を責めて余計に苦しくなりやすいのです。
そういう状態では、夫の不倫問題に冷静に向き合うことも、適切に対処することも難しくなってしまいます。
日本の社会では、「良妻賢母」を称賛する風潮がまだまだ根強いですよね。
結婚や妊娠と同時に仕事をやめるケースも少なくありません。
また、モラハラ傾向のある夫だと、妻の行動範囲をどんどん狭めようとしてきます。
こういう状況で、女性が結婚後も自分の世界を持ち続けるのは、なかなか難しいことだと思います。
「夫が自分の全て」になってしまったとしても、無理はありません。
「夫が自分の全て」で上手く回っている内は良いのです。
問題は、夫が不倫(その他の問題行動も含む)をしたときです。
妻が自分の世界を持っていない(不倫に対処するための足場がない)ため、どう対処したら良いか分からずパニックになりがちだからです。
今からでも決して遅くはありません。
自分の世界を持つ(広げる)努力をしましょう。
・友人を信頼して、思い切って夫の不倫の悩みを相談する
・趣味や好きなことを見つける(それらを通して、夫以外の交友関係を広げる)
・短時間のアルバイトを始めてみる
このようにして、自分の世界を広げて行けば、夫の不倫問題に対処する足場が固まってきます。
足場が固まれば、適切に対処しやすくなりますので、自ずと不倫問題の解決も早まるはずですよ。
夫の不倫を解決できる妻の、3つ目の共通点は、「行動していること」です。
夫の不倫は、ただ様子を見ているだけではなかなか解決しません。
やはり、妻自ら、解決のために何らかの行動を起こす必要があります。
下記のような情報収集も行動のうちです。
・他の人(夫に不倫をされた妻)のブログを読んで、他の人がどう対応して、どういう結果になったかを知る
・ネットや書籍などで、不倫の対処法、解決法、夫の心理を学ぶ
・夫の行動をチェックして不倫の状況や証拠を押さえる
ただ、情報収集だけで終わってしまうと、夫の不倫は解決しません。
集めた情報をもとに、自分はどうしたいのかを考え、実際に行動を起こすことが必要になります。
不倫を解決できる妻は、みな、情報収集だけで終わらずに行動をしています。
もちろん、行動を起こすまでの期間やタイミングは人それぞれですから、慌てて行動する必要はありません。
情報を集めて、自分がどうしたいのかじっくり考えたら、あとは勇気を出して行動あるのみです
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)