不倫問題カウンセラーの花田好久です。
ネットで不倫問題の記事を読んでいると、
不倫をしている夫に不機嫌な態度で接すると、ますます夫の心が離れていく。
そして、ニコニコ受け入れてくれる不倫相手に気持ちが傾く・・などと書いてあることがあります。
そうなるのが不安で、なるべく不機嫌な態度を取らないようにしている方もおられるかも知れません。
このネット記事の理屈は、当たっている部分とそうでない部分があります。
確かに、自分の不倫は棚に上げ、妻が不機嫌だともっと不機嫌になる夫もいます。
こういう夫に不機嫌な態度で接すると、一時的に不倫相手のところに入り浸る時間が増えることもあります。
一時的にでもそうなるのが不安でたまらないときは、なるべく不機嫌を顔に出さないようにするしかありません。
こういう夫は、不倫相手と上手く行かなくなると、とたんに妻にすり寄ってきたりします(不倫をする夫の心理がわかる本第2章9.「夫が不倫相手に冷めるのはどんなとき?」参照)
そのときまでじっと耐えるというのも、一つの対処法ではあります。
しかし、この対処法の問題点は、とにかく辛くてストレスがたまることです。
そもそも、妻が不機嫌になってしまうのは、夫が不倫している状態がイヤだからです。
それにもかかわらず、何事もないような顔で接するのはかなりのストレスになります。
そこまでムリをしてストレスをためるくらいなら、自分の気持ちに正直になった方が良い。
そう思うのなら、夫の不倫で不機嫌になってしまうときは、その態度を隠さずに接したら良いのです。
ただし、自分がなぜ不機嫌なのか、理由(夫が不倫しているから)は伝えておくべきです。
そうしないと、夫はなぜ妻が不機嫌なのか分からず、自分のことを嫌いになったからだと勘違いすることがありますからね。
妻が不機嫌さを隠さないことで、夫も不機嫌になり、不倫相手のところに入り浸る時間が増えたとします。
そのまま完全に妻から気持ちが離れるようなら、残念ながら、その夫は自分が可愛いだけのお子さまのような夫なのでしょう。
夫に不倫をされている妻の気持ちは一切考えない。
「自分をチヤホヤしてくれる相手だけが好き」で、「自分に厳しく接してくる相手は嫌い」という、自己中心的なお子さまのような夫なのでしょう。
大切な人に対しては、甘やかすだけではなく、時に本人のために厳しく接するのが本当の愛情です。
そのことが分からない夫なら、それがその夫の限界なのでしょう。
もちろん、妻が不機嫌になったからといって、自分も不機嫌になる夫ばかりではありません。
妻の気持ちを多少気にかけられる夫なら、「オレの不倫で妻が不機嫌になったのは仕方ない」と、とらえることができます。
そういう夫なら、不倫相手に気持ちが傾くことはないはずです。
不倫をしている夫と一口に言っても、もともとの性格・考え方・物事のとらえかたは人それぞれです。
ですから、妻の不機嫌な態度への反応一つとっても、夫ごとに違いが出てくるということですね。
その意味で、夫のタイプを見極めて対応を変えていくのも大切です。
ただ、夫の反応や気持ちばかりを判断基準にしていると、いつまで経っても堂々巡りで行き詰ってしまうこともあります。
そんなときは原点に返って、「自分がどうしたいのか」を基準に考えてみましょうね。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)