不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫に不倫を止めてもらうための※第1ステップは、「不倫をされてどういう気持ちか、夫にきちんと言葉で伝えること」です。
※夫の不倫を解決するための3ステップはこちらをご覧ください。
妻の辛い気持ちが伝わることで、夫に「このまま不倫を続けて良いのか」と「考えさせる」ことができます。
夫が不倫を止めるかどうかは夫が決めることですが、止めるべきかどうか考えさせることはできるのです。
「不倫をされてどういう気持ちか、夫にきちんと言葉で伝える」
一言で言うと簡単ですが、案外ここでつまづいている方も多いようです。
不倫をされてどういう気持ちか、夫にきちんと言葉で伝えるためには、まず、自分の気持ちを自分で把握することが必要です。
しかし、自分でも自分の気持ちがよく分からない・・・という方もおられるでしょう。
自分の気持ちがよく分からないのは、日常生活で自分の気持ちを抑え込むクセがついているからだと思われます。
特に、ネガティブな感情(寂しい、辛い、悲しい、怒り、満たされない、etc...)ほど抑え込みがちになります。
これは、「ネガティブな感情を持つのは悪いこと」という刷り込みや、「人間関係が悪化しないよう、ネガティブな感情は表現しないでおこう」という考えが影響しているのでしょう。
こうして、ネガティブな感情を抑え込んでいると、ポジティブな感情も含めて、自分で自分の気持ちが把握しにくくなっていきます。
自分の気持ちがよく分からないという方は、ネガティブな気持ちも抑え込まず、「自分の気持ちに敏感になること」を日常生活で意識してみてくださいね。

自分の気持ちを把握できたら、次はその気持ちを夫にきちんと言葉で伝えましょう。
「不倫をされて私がどんなに辛いかなんて、言わなくても分かるはず」と思われるかも知れませんが、実際は伝わっていないことが非常に多いのです。
気持ちは言葉で伝えないと伝わりません。
言葉で伝えずに怒りをぶつけるだけ、泣くだけでは、夫に気持ちが伝わっていきません。
気持ちが伝わらないから、夫も自分の不倫で妻がどれだけ傷ついているか気付きません。
だから不倫をやめようとしないんですね。
「言わなくても分かるはず」という考えは手放しましょう。
そして、自分の気持ちを言葉で表現できるように、少しずつでも良いので言葉を探していきましょう。
気持ちは吐き出すのも大事ですが、伝わってこそ意味があるとも言えます。
自分の気持ちを夫に一方的にぶつけるのではなく、どうすれば伝わりやすいか考えていきましょう。
具体的には、気持ちを伝えるタイミング、口調、表現方法などを工夫してみましょう。
●気持ちを伝えるタイミング
・帰宅後すぐは夫も疲れているので避ける。
・夫が帰宅して食事・風呂を済ませてくつろいでいるときに伝える。
●口調
・なるべく冷静に、おだやかな口調で伝える。
・感情的になりすぎてしまうときは一旦その場から離れる。
・責め口調でケンカになってしまうときは手紙やメールで伝える。
●表現方法
・気持ちを表す適切な言葉を探して伝える。
・「あなた」ではなく「私」を主語にして伝える。
※夫に不倫をやめてもらうための上手な気持ちの伝え方は、「夫の不倫対処マニュアル(改訂版)」第2章2で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
夫に気持ちを伝えているが、夫は理解してくれず、なかなか不倫をやめてくれないとします。
その場合は、ご自身の気持ちの伝え方に改善点がないか、下記4つのポイントをチェックしてみましょう。
1.感情的になり過ぎていませんか?
夫に不倫をされて、感情的になってしまうのは当然のことです。
ただ、感情的になり過ぎてしまうと、結局夫に何を言いたいのか、何を理解して欲しいのか、肝心な部分が伝わりにくくなってしまいます。
感情的になり過ぎてしまう場合は、事前に何を言いたいのか整理して、なるべく冷静に伝えるように心がけると良いでしょう。
2.夫の前で萎縮し過ぎていませんか?
恐る恐る小さい声で、遠回しに気持ちを伝えても、夫にはなかなか伝わりません。
「不倫をやめてほしい」
「不倫をされてどれだけ辛いか、私の気持ちを分かって欲しい」
これらは、いずれも妻が夫に求めて当然のことです。
自分は当然のことを言っているのだからと、萎縮せず、堂々と気持ちを伝えることです。
それでも、どうしても夫の前では萎縮してしまうという方は、手紙やLINE・メールで伝えると良いでしょう。
関連記事:夫に不倫をやめてもらうための効果的な手紙の書き方(note)
3.正論ばかりになっていませんか?
「不倫が悪いこと」なのは明らかな事実です。
妻が夫に、「オレが悪かった」と認めてもらいたいと思うのも当然です。
ただ、その思いが強すぎると、夫は正論を押し付けられているように感じて、反発してくることがあります。
正論ばかりではなく、気持ち(不倫をされて辛い、悲しい、寂しいetc..)を素直に伝えることを意識してみると良いでしょう。
4.自分ばかり話していませんか?
夫に気持ちを分かってほしくて、自分ばかり話をしていませんか?
相手に気持ちを理解してもらうには、相手の話にも耳を傾ける姿勢が必要です。
夫が話さないから、必然的に妻ばかり話すことになるのでしょうが、夫も何も考えていないわけではありません。
話を聞く姿勢を示してあげることで、夫も口を開きやすくなります。
夫の話は、不倫の言い訳や責任逃れが多いのも確かです(※話を聞いても、言い訳や責任逃れを認める必要はありません)
それでも、人は、自分の話を聞いてくれる相手に対しては、その相手の話にも耳を傾けようとするものですよ。
夫に気持ちを伝えるのが大切だと分かっていても、実際に伝えるのをためらっている方もおられるでしょう。
「どうせ、夫は私の気持ちを分かってくれない・・」と、伝える前からあきらめてしまうんですね。
夫に気持ちを伝えるのをためらってしまう方は、そもそもあまり自分に自信がなく、自分の気持ちを「取るに足りないもの」のように思っているのかも知れません。
あるいは、これまでの結婚生活で、夫に自分の気持ちや要望を受け入れてもらった経験がないのかも知れません。
そのため、「今回もきっと同じだろう」と思ってしまうんですね。
気持ちを伝えても分かってくれず、かえって傷つくぐらいなら、伝えない方がマシだ・・
そう思うのはよく分かります。
さらに傷つくのが怖いときは、ムリをして気持ちを伝えなくて良いのです。
あなたには、気持ちを伝える権利もあれば、あえて伝えない権利もあります。
ただ、自分で自分の気持ちを「取るに足りないもの」のように軽く扱うのは止めましょう。
あなたが今感じているお気持ちは、どんなお気持ちも大切なものです。
夫が分かってくれなくても、あなたのお気持ちが大切であることに変わりはありません。
自分の気持ちを大切なものとして認めることは、自分で自分を大切にすることに繋がります。
自分で自分を大切にすることは、夫の不倫で傷ついた心を回復させるためにも重要なことです。
せめて、自分だけは、自分の気持ちを大切に扱ってあげてくださいね。
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花田好久カウンセリング事務所
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-6-28いちご天神ノースビル7階

不倫問題カウンセラー花田好久(はなだよしひさ)。1975年2月生まれ。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。