不倫問題カウンセラーの花田好久です。
不倫している夫にとって、不倫は一種の「現実逃避の手段」になっていることがあります。
仕事のストレスやプレッシャーが強く、家庭でも妻との関係で満たされてはいない・・。
でも、仕事を辞めるわけにはいかないし、離婚して家庭を壊したくもない。
こういう辛い現実から一時的に逃避する手段。
それが、人によっては不倫だったりするのです。
不倫という空間に逃げ込んでいる間は、現実の辛いことを考えなくて済みます。
そこでしばらくアタマを空っぽにして、一息ついて現実に戻っていくわけです。
人間、誰しも現実逃避をしたいときはあると思います。
現実逃避をすることで、一時的にラクになれれば、また現実と向き合うことができるようになります。
その意味で、自分なりの現実逃避の手段を持つのは、決して悪いことではありません。
しかし、現実逃避の手段が不倫になってはいけません。
不倫は、一時的な現実逃避のつもりでも、のめりこんで現実に戻れなくなることがあります。
妻をひどく傷つけてしまい、夫婦関係がさらに悪化することになります。
最悪の場合、妻から愛想を尽かされ、離婚を言い渡されることもあります。
これは、現実逃避の手段が「風俗」「薬物」「過度の飲酒」「過度のギャンブル」などの場合も同じです。
不健全な現実逃避の手段に頼ると、結果として身を滅ぼすことにつながるのです。
現実の仕事や夫婦関係には、多少のストレス・プレッシャーはつきものです。
ただ、それらのストレスやプレッシャーは、不健全な現実逃避をしなくても、健全な方法で解消・緩和していくこともできます。
例えば、妻の中には、日頃の生活のストレスを、友人とのおしゃべりで解消している方も多いでしょう。
もし、健全な手段では解消できないほどのストレス・プレッシャーを感じているとします。
その場合は、現状を改善していく方向で考えていく必要があるでしょう。
仕事であれば、働き方を変えることを検討する。
夫婦関係なら、率直に妻に自分の気持ちを伝えて、改善したい部分について話し合うのです。
もちろん、現状はそう簡単に変えられないこともあります。
妻は自分の要望など受け入れてくれないだろうと、あきらめている方もいるかも知れません。
しかし、不倫という不健全な現実逃避で、その場しのぎを続けていると、上記のように、結果として身を滅ぼすことにもなりかねません。
仕事でムリを重ねてうつ病になったり、家庭を壊すことになっては元も子もありません。
不倫に逃げるのではなく、健全なストレス解消の手段を見つけたり、現状を変えていく方向で考えていくこと。
これは、不倫が現実逃避の手段となっていた夫にとって、不倫の再発を防ぐために大変重要なことです。
夫の不倫の背景には、「夫婦ともに仕事や家事・育児でいっぱいいっぱいで、お互いを思いやったり支え合う余裕がない」ことがあったりもします。
夫婦ともに毎日一生懸命頑張りすぎているために、お互いに相手の努力をねぎらう余裕もなく、それが相手に対する不満につながることもあります。
「私たち夫婦は、ちょっと頑張り過ぎかも?」と思ったら、夫婦以外の誰かを頼ったり、仕事や生活を少し見直していくことも考えてみて下さいね。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)