不倫問題カウンセラーの花田好久です。
離婚を決意したけれど、いざとなると夫への同情心(離婚後1人になる夫への同情やあわれみ)が沸き起こり、離婚に向けての行動を起こせないという方もいると思います。
離婚を決意しても、夫のことを100%嫌いだと言い切れる方はそう多くないでしょう。
夫婦としての愛情は失われていても、長年家族として暮らしてきた情は残っているものです。
ですから、離婚後の夫を想像して「かわいそう」と思うのは自然な感情なのです。
しかし、悩みに悩んだ末、夫婦としてはやっていけないと判断したのであれば、情にほだされて結婚生活を続けても、また同じことの繰り返しになる可能性が高いのではないでしょうか。
※モラハラ夫の場合、あなたの同情心に付け込んで、なし崩しに離婚を回避しようとすることもあるので注意しましょう。
破たんした結婚生活を続けることは、あなたにとっても夫にとっても良いことではありません。
思い返してみれば、これまで夫には、夫婦関係を修復するチャンスは何度もあったはずです。
あなたが夫への同情心にとらわれているなら、「私が離婚の決断を下したのは、修復のチャンスを活かせなかった夫の自業自得なのだ」と、心を鬼にして割り切りましょう。
自分にとっては「良い夫」ではなくても、子供にとっては「良い父親」である場合、「離婚によって父子関係を変えていいものか?」という葛藤が出てくると思います。
離婚して母親が子供を引き取ると、必然的に子供と父親との距離は広がります。
子供が一時的に寂しい思いをするのは確かでしょう。
しかし、父子の交流を制限しなければ、子供が父親からの愛情を感じられる機会はあります。
離婚したからといって、「子供から父親を奪う」ことにはならないのです。
また、両親の不仲は、子供に次のようなネガティブな影響を及ぼします。
・子供に罪悪感(両親が不仲なのは自分のせいだと思い込む)を植え付ける。
・母親が父親のグチを言うと、子供は自分も否定されたような気分になる(子供は父親の血も引いているため)
子供の健全な成長のためには、ネガティブな影響を受けない環境(片親でも穏やかな雰囲気の家庭)の方が良い。
また、離婚しても子供から父親を奪うことにはならない。
このように考えてもらえれば、冒頭のような葛藤を整理しやすくなるでしょう。
離婚後の子供へのフォローとしては、「(子供の前では)父親の悪口を言わないこと」「離婚はあなた(子供)のせいではないと伝えること」をしていただきたいと思います。
母親がしっかりとフォローをしてあげれば、子供は必ず離婚に伴うショックを乗り越えられるはずです。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)