不倫問題カウンセラーの花田好久です。
不倫をしている夫から、「彼女こそ運命の人」「彼女はオレのことを何でも分かってくれる」などと言われてしまうことがあります。
これは大変ショックな言葉ですし、「夫が相手の女にそこまで夢中なら、自分に気持ちが戻ってくることは無いのではないか」と、不安になる方もいるでしょう。
しかし、決して悲観する必要はありません。
夫が夢中になっているのは、不倫相手の女ではなく、「不倫の恋(不倫関係そのもの)」であるケースが多いからです。
不倫は純粋な恋愛ではありませんが、夫が「恋をしている気分」になっているのは確かです。
人が恋をすると、PEA(フェニルエチルアミン)という脳内ホルモン(脳内麻薬)が分泌されます。
恋愛初期に感じるドキドキ感や高揚感は、このPEAの作用によるものです。
また、不倫という危ない橋を渡る者同士には、いわゆる「吊り橋効果」が働きます。
吊り橋効果とは、揺れる吊り橋を一緒に渡るなど、危険な状況を共にした男女は、吊り橋が揺れるドキドキ感を相手に対するドキドキ感と錯覚し、恋愛感情を抱きやすくなるというものです。
不倫関係は、配偶者などにバレるとマズい「危険な関係」です。
不倫関係にある男女は、不倫という危険な関係にあることで、「バレたらどうしよう」「いけないことをしている」というドキドキ感を共有しています。
そのドキドキ感を相手に対する恋愛感情と錯覚し、不倫をホンモノの恋愛と勘違いしてしまうのです。
つまり夫は、不倫相手の女に夢中になっているというより、PEAや吊り橋効果による「不倫の恋(不倫関係そのもの)」に夢中になっているわけですね。
夫が不倫相手に全く魅力を感じていないとまでは言えなくても、不倫の恋による魔法で何倍も魅力的に見えていることは確かです。
ただ、魔法というのはいつまでも効果が持続するものではありません。
不倫の恋による魔法も例外なく、数年で徐々に効果が薄れていくものです。
魔法の効果が薄れたとき、夫は冷静になって自分の周囲を見つめ直します。
そのとき、「運命の人」は不倫相手の女などではなく、「妻であるあなた」であることに気付くはずです。
しょせん、不倫相手の女は、不倫のドキドキ感や刺激を味わうために、夫を利用していたに過ぎないのですからね。
実際に、不倫をやめた夫からの相談では、
「どうしてあんな女に夢中になっていたのか。自分はどうかしていました」」
「今になって、あの女の本性が分かりました」
といったセリフをよく聞きます。
魔法にかかった夫の発言・態度を真に受ける必要はありません。
悲観せずにこの状況を乗り越えて行きましょう。
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第2章3.不倫恋愛を本気だと言い張る夫の心理
第2章4.不倫相手とラブラブのLINE・メールをする夫の心理
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第2章6.不倫相手のH動画や写真を取っておく心理
第2章7.風俗にハマる夫の心理
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)