不倫問題カウンセラーの花田好久です。
ある日、何気なくツイッターを見ていると、とある弁護士さんが、「自分は司法試験を不合格になる経験をしていて良かった」とつぶやいていました。
もし、ストレートに合格していたら、不合格になった人を「努力が足りないからだ」と見下すようになっていたかも知れない。
しかし、自分が不合格を経験したことで、「どれだけ頑張っても結果が出ないことはある」ことが分かった。
そのおかげで、他人を見下すような人間にならずに済んだ。
だから、自分は不合格を経験して良かったという趣旨のツイートでした。
この弁護士さんも、不合格になった瞬間は、「不合格を経験できて良かった」とは思えなかったでしょう。
また、後々合格できたからこそ、こういうツイートが出来るという面もあるかも知れません。
ただ、人生においては、一見不幸で、マイナスでしかない経験・出来事であっても、後になって振り返ったときに、肯定的な意味づけが出来るようになることもあります。
夫の不倫も、妻にとっては大変辛く、悲しい出来事であるのは確かです。
夫が不倫をするような人なら、最初から結婚しなければ良かった。
私は夫選びに失敗してしまったと、絶望している妻もいるかも知れません。
しかし、夫の不倫という出来事は、将来振り返ってみたとき、次のような肯定的な意味づけが出来ることもあります。
・夫の不倫をきっかけに、夫婦関係を改めて見つめ直すことができた
・不倫のことで腹を割って話し合うことで、前よりも風通しのいい関係になった
・夫が自分にとって大切な存在だと気づけた
・夫が失敗から立ち直ることが出来る人間だと分かった
・夫が自分の気持ちを想像して行動するようになってくれた
・夫への執着を手放し、精神的に自立できるようになった
もし離婚という結果になったとしても、不倫をきっかけに夫の本質に気づくことが出来て良かったと思えることもあるでしょう。
また、自分が不倫をされて辛い思いをしたことで、人の痛みをより理解出来るようになったのなら、それは自分にとってプラスになったという見方も出来ます。
起きてしまったことは変えられませんが、過去の出来事の意味合いを変えることは出来ます。
「夫の不倫で何一つ良いことなどなかった」と思うのも自由です。
しかし、「夫の不倫は経験したくなかったけど、あの経験によってプラスになった部分もある」と思うのも自由です。
人生においては、自分は何一つ悪くないのに、理不尽に傷つけられたり、苦しい思いをすることはあります。
夫の不倫はまさにその典型的な経験だと言えます。
そこから何か一つでもプラス面を見出していくかは、妻であるあなた次第です。
もちろん、今まさに夫の不倫で苦しんでいる方は、夫の不倫のプラス面を見出すなど、とてもそんな考えにはなれないと思います。
それが自然なことですから、ムリをしてプラス面を探そうとする必要はありません。
仮にプラス面があったとしても、マイナス面の方が断然大きいな・・と感じるのも当然です。
一見マイナスでしかない夫の不倫という経験も、プラス面を見いだせることがあるということ。
それは将来の自分次第だと、アタマの片隅にでも置いておいて頂ければ十分です。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)