不倫問題カウンセラーの花田好久です。
あるテレビ番組で、「夫は妻に安心して不倫をする」と解説されていました。
確かに、夫の中には、妻には全く不満が無いのにも関わらず、遊びで不倫をする夫も少なくありません。
「自分は妻に愛されている」
「妻は自分から離れて行かない」
そういう安心感があるため、
「少しぐらい他の女性と遊んでも平気だろう」
「もし不倫がバレても許してくれるだろう」
「妻から離婚を言い出すはずがない」
・・・となるわけです。
毎日夫に愛情を注いでいるのに、それが夫の安心(慢心)につながり、不倫をされてしまう。
これでは、妻はたまったものではありませんよね。
妻に安心して不倫をする夫がいる一方、妻からの愛情が足りないと不満や寂しさを感じ、不倫をする夫もいます。
愛情を注いでも、注がなくても不倫をされたのでは、どうしようもありません。
とはいえ、夫が誰でも妻に安心して不倫をするわけではありません。
不倫をしない夫は、妻の愛情を当たり前のものとは思っていません。
妻の愛情を信じているものの、自分が裏切るような行為をすれば、その愛情を失うかも知れないと分かっています。
親子間の無条件の愛情と、夫婦間の愛情は異なるものです。
不倫をしない夫は、意識するとしないに関わらず、その違いを分かっているのでしょう。
だから、妻からの愛情を当然のものと思わず、愛情を失わないように自分の行動を律する事が出来るのです。
これに対し、妻の愛情に安心して、あぐらをかいてしまう夫は、知らず知らずのうちに、妻を母親と同視してしまっているのかも知れません。
(この母親と同視する感覚がセックスレスの一因になることもあります)
妻からの愛情を、母親が子供に無条件で注いでくれる愛情のように取り違えてしまっているわけです。
だから、不倫をしても妻からの愛情は不変だと、勘違いをしてしまうのでしょう。
妻が夫に対して、ときに母親的な愛し方・関わり方をすることもあって当然です。
その逆(夫が妻に対して父親のような愛情を注ぐ)もまたしかりです。
ただ、妻は母親とは違うので、何をやっても許してくれて、愛し続けてくれるとは限りません。
夫婦が愛情を育んでいくには、お互いを信じながらも、そうした最低限の緊張感を持つことが大切なのだと思います。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)