不倫問題カウンセラーの花田好久です。
妻に不倫がバレたときの夫の反応は、大きく分けて下記5つのパターンに分かれます。
妻の悲しみや怒りに触れて、「俺はなんてことをしてしまったのか・・・」と、不倫を心から反省し、妻に対して謝罪します。
不倫を心から反省し、謝罪できるタイプの夫なら、夫婦関係修復の見込みは十分あります。
夫が心から反省しているかどうかは、夫のその後の態度・言動を見ていると分かります。
心から反省していない夫の場合、「反省のポーズ」は長続きしないからです。
妻が不倫について話し合おうとしても、黙り込んだり、話し合い自体を避けようとします。
「またその話か、いい加減にしろ!」と逆ギレして妻に話をさせないようにするのも同じことで、不倫という問題にまともに向き合おうとしません。
不倫問題に向き合おうとしない夫の心理は次のようなものです。
●ほとぼりが冷めるまで逃げ回っていれば、そのうち妻も諦めるだろう。
●適当にやり過ごして、何事も無かったかのようにやり直したい。
●話し合いをして妻から責められたくない。
●不倫をはっきり認めると妻を傷つけてしまうし、離婚されるかも知れない。はっきり否定すると、証拠が出てきたときにマズイ。だから、何を言われても黙っておこう。
夫が自分のしたことに向き合おうとしない限り、真の意味でのやり直しは困難です。
夫に、自分のしたことの責任を取れる人間になってもらうよう、継続的に働きかけていくことが必要でしょう。
妻から不倫の証拠を突きつけられても、不倫の事実を認めようとしません。
不倫の事実を認めない夫の心理は次のようなものです。
●不倫を認めない方が、妻を傷つけずに済む。
●正直に認めると、妻が許してくれないかも知れない。
●不倫を否定していれば、責任を取らなくて済む。
●不倫相手に迷惑をかけたくない。
●徹底的に否定していれば、そのうち妻も追及をあきらめるだろう。
同じ「不倫を認めない」でも、妻とやり直したい(家庭を失いたくない)から不倫を認めない場合と、不倫の責任を取りたくない(不倫を続けたい)から不倫を認めない場合とに分かれます。
後者の場合は、不倫が水面下で続く可能性が高いと言えます。
不倫を認める点では1と同じですが、反省しない、謝罪しないという点で異なります。
不倫を認めて開き直る夫の心理は次のようなものです。
●不倫を妻のせいだと思っている(妻に不満があったから不倫をした)
●悪いとは思っているが、素直に謝ることができない。
●不倫に罪悪感を感じていない。
●不倫を認めても妻は許してくれるだろう。
こういうタイプの夫は、心のクセが強く(思い込みや被害妄想が激しい、非主張的で不満を溜めやすい、子供っぽい、想像力や柔軟性に欠けるなど)、付き合うのに苦労させられます。
不倫発覚と同時に離婚を切り出してくる夫もいます。
すでに別れを決意していた可能性もありますが、多くの場合、不倫の話し合いで優位に立つための揺さぶりです。
「妻は離婚されたら困るだろう」「だから、離婚という言葉を出せば、不倫のことをうるさく言ってこないはずだ」と、妻の足元を見ているわけです。
また、「不倫の加害者」でいることに耐え切れず、今の結婚生活から逃れたい一心で離婚を切り出してくる夫もいます。
夫の不倫に適切に対処するには、夫の反応を予測しておき、対処法を知っておくことが重要です。
電子書籍「夫の不倫対処マニュアル(改訂版)」第3章では、不倫がバレた夫の、「よくある反応」と「その対処法」について解説しています。よろしければ参考になさって下さい
2.あっさり謝る夫への対処法
3.不倫を認めない夫への対処法
4.妻に責任転嫁する夫への対処法
5.逆ギレする夫への対処法
6.黙り込む夫への対処法
7.不機嫌のバリアーを張る夫への対処法
8.話し合いを避ける夫への対処法
9.「別れた」とウソをつく夫への対処法
10.「(不倫相手を)好きだから仕方ない」と開き直る夫への対処法
11.「別れる」と言いながら別れない夫への対処法
12.交換条件を持ち出す夫への対処法
13.妻を懐柔しようとする夫への対処法
14.離婚を切り出してくる夫への対処法
15.落ち込む夫への対処法
16.発言がコロコロ変わる夫への対処法
17.家を出ていく夫への対処法
このサイトには、「不倫 嫁にバレた 対応」といった検索ワードで訪問してくる人も相当数います。
※もちろん、このサイトにはそんな対応法は載せていません。
そういう検索ワードで訪問してきた人のことを思い浮かべると、「まずはアタマを下げて奥さんに謝りなさい」と言ってあげたい気分になります。
私の感想はさておき、この検索ワードから読み取れるのは、不倫が妻にバレて困っている夫の姿です。
「妻がどんなに怒っているだろう・・・」
「妻に愛想を尽かされてしまうのでは・・・」
「もしかして離婚を切り出されるかも・・・」
「妻が不倫相手のところに怒鳴り込んだら、俺は不倫相手からも責められてしまう・・・」
おそらくは、そんな思いでパソコンやスマホにかじりつき、対応策(妻や不倫相手から責められずに済む方法、責任を取らずに済む方法など)を探し回っているのです。
夫の不倫が発覚すると、妻はショックで頭が真っ白となり、「どうしよう」と困惑してしまいます。
ですが、困惑しているのは妻だけではないということです。
当の夫も、不倫が妻にバレて困っているんですね。
夫の不倫発覚で動揺してしまい、上手く対処ができないときは、「夫も不倫がバレて困っているんだろうな」と想像してみてください。
そうすれば、少しは気持ちに余裕が生まれてくるはずです(この期に及んでなんて往生際が悪いの!と、腹も立つでしょうが・・・)
気持ちに余裕が生まれれば、今よりも落ち着いて対処できるようになります。
不倫がバレて夫も困っているだろうなと想像するということは、「物事を夫の立場になって考えてみる」ということです。
これは、不倫に対処する場面でも、今後夫婦関係を再構築していく場面でも大切な視点になりますよ。
当事務所では、夫の不倫を解決するために役立つ電子書籍を3種類販売しております。
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本書では、「不倫後のやり直しのために必要なこと」「夫が果たすべき役割」「やってはいけない言動」などを分かりやすく解説しています。
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)