不倫問題カウンセラーの花田好久です。
不倫をしている夫から、「もうお前には愛情が無いから」と、離婚を要求されている。
夫はどうも、離婚後に不倫相手との再婚を目論んでいるようだ。
不倫を繰り返す夫には愛想が尽きたが、離婚したら夫と不倫相手の思うつぼだ。
私は子供を引き取って苦労するのに、夫だけ幸せになるなんて許せない!
・・・と、このような理由から、離婚を保留している方もおられるでしょう。
不倫を繰り返した挙句、一方的に離婚を要求するなど、身勝手にも程があります。
妻が、「夫の好きにさせてたまるか!」と思うのはもっともです。
当分の間離婚に応じてやらないことで、夫や不倫相手を困らせてやると良いでしょう。
ただ、夫の好きにさせないために結婚生活を続けるというのも、何だか微妙な感じがしますよね。
夫への意地だけのために、人生の残りの時間を使って良いものか・・
それは自分にとって本当に幸せな生き方なのだろうか・・などと、疑問や葛藤を抱えていくことになります。
どのような生き方を選ぶかは自分次第です。
意地を貫く生き方を選ぶ人もいれば、意地を張るのがバカバカしくなって離婚をする人もいるでしょう。
夫が改心してくれることに望みをつないで、結婚生活を続ける人もいるでしょう。
どの道を選ぶかは、葛藤を繰り返す中で、自分なりに答えを出すしかありません。
ここでは、選択の参考となる材料を提供したいと思います。
それは、「夫が不倫相手と再婚しても、必ずしも幸せになれるとは限らない」ということです。
理由を大別すると以下の3つになります。
離婚の際には、財産分与(夫婦で築いた財産の2分の1)や慰謝料(自分の不倫が原因であるため)を支払わないといけません。
離婚後も、子供が成人するまで養育費を払い続けないといけません。
こうした経済的負担に加えて、再婚後の家計を支えるのは大変です。
当然、自由になるお金は減りますので、そのことで不満や苦痛を感じることも増えるでしょう。
妻としては、再婚の経緯から、夫がまた不倫をするのではないか?という懸念を拭い去れません。
そのため、夫は事あるごとに妻から不倫を疑われ、不快な思いをすることになります。
不倫を繰り返した挙句、妻に離婚を要求してくるような夫は、自分に向き合うことが全く出来ていません。
自分の内面に目を向けることもなく、不倫を妻のせいにし、妻が変われば自分は幸せになれると勘違いしています。
不倫の種は相変わらず夫の心のなかにあるので、些細なきっかけですぐに不倫を始めるようになります。
こうして、再婚後も、前の結婚のときと同じように、夫の不倫で夫婦関係が悪化してしまうのです。
この他にも、前妻との間の子供に会えなくなったり、再婚の経緯を人に話しづらかったり、親が祝福してくれなかったりするなど、理由を挙げるときりがありません。
夫が、「今の妻と別れて、不倫相手と再婚できれば幸せになれる」と安易に思い込んでいるとしても、夫の思うようにはいかないのです。
そんな夫は捨ててやって、自分が幸せになることで見返してやるのも、一つの生き方ではありますね。
(関連記事)
当事務所では、夫の不倫を解決するために役立つ電子書籍を3種類販売しております。
おかげさまで累計販売数は1500冊を超えております。
・カウンセリングを受けるのは抵抗がある方
・まずは誰にも知られず、自分で夫の不倫に対処したい方
・不倫後、妻とやり直すために必要な知識を身に着けたい方
電子書籍はこのような方に特にお勧めです。
夫の不倫解決、不倫が終わって妻とやり直すために、ぜひ電子書籍をお役立てください!
本書は、不倫をする夫の心理や本心を解き明かし、わかりやすく解説した1冊です。
夫の不倫対処マニュアル(改訂版)では、夫の不倫に適切に対処する方法を、具体的かつ分かりやすく解説しています。
本書では、「不倫後のやり直しのために必要なこと」「夫が果たすべき役割」「やってはいけない言動」などを分かりやすく解説しています。
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)