不倫問題カウンセラーの花田好久です。
不倫をした夫のカウンセリングでは、「妻の心の回復が進まないのですが、どうしたら良いでしょうか?」といったご相談が多いです。
妻の心の回復が進まないのには、様々な理由が考えられます。
一つには、夫の不倫の程度(期間、態様、のめり込み具合、妻への態度、妻の置かれていた状況等)が酷すぎたために、妻の心の傷も深く、そのため回復に時間を要するというものです。
この場合は、回復に時間がかかって当然ですので、回復が進まないと焦るのではなく、気長に構えることが大切です。
妻の性格や物事の受け止め方、妻の置かれている環境(仕事をしているか、夫以外に相談相手や支えてくれる人がいるか等)も、心の回復に関わってきます。
例えば、もともと自分にあまり自信のない方だと、夫の不倫でますます自信を失ってしまい、そこから立ち直るのに時間を要することがあります。
また、「夫だけが頼り」という方だと、その夫に不倫で裏切られたときのショックは計り知れないほど大きくなります。
とはいえ、これらは妻の元々持っているもので、仕方のないことですし、心の回復が進まずに辛い思いをするのは妻本人なわけです。
夫としては、その辛さを理解してあげるべきであり、「心の回復が遅いのはお前の性格の問題だ」などと、妻に責任転嫁することは決してあってはなりません。
夫側の問題で大きいと思うのが、大変失礼ながら、「話の聞き方が下手である」ということです。
中でも、特に気になるのが、相手の話をあいづちを打たずに、黙って聞いている人が多いということです。
私が夫のカウンセリングで話をしているときも、あいづちが無く、黙って聞いているために、ちゃんと聞いてくれているのかな?と不安になることがしばしばあります。
夫からすれば、真面目に話を聞く=黙って聞く、という思い込みがあるのかも知れません。
また、妻の話にあいづちを打つと、その話に同意(納得)しているとみなされる、という警戒心もあるのかも知れません。
しかし、あいづちを打つことは必ずしも同意を意味するのではなく、「あなたのお話を聞いていますよ」という意思表示なのです。
そのため、あいづちが無いと、話している方は不安になりますし、「あなたの話には関心が無い、聞く気が無い」と受け取られる恐れすらあります。
自分では真面目に妻の話を聞いているつもりなのに、妻が「ちゃんと聞いているの?」と怒り出した。
そんな経験のある方は、まず、適度なあいづちを打つことから、話の聞き方を改善していって欲しいと思います。
私の不倫反省本では、第1章4で「妻の話を聞くときの7つのポイント」をご紹介しています。
不倫反省本をお持ちの方は、何度も読んで頭に叩き込み、実践して頂ければと思います。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)