不倫した側がされた側の気持ちを理解するのはムリ?
不倫問題カウンセラーの花田好久です。
「しょせん、不倫した側(夫)がされた側(妻)の気持ちを理解するなんてムリなんだよ」
・・などと言われることがあります。
確かに、不倫という出来事は、した側とされた側で全く気持ちが違います。
不倫をした夫は、罪悪感や後ろめたさ、自己嫌悪など、ネガティブな気持ちを抱いていたかも知れません。
その一方で、一時的にドキドキ感や興奮を味わい、楽しい思いもしたことでしょう。
妻以外の女性に相手にされることで、男としての自信を得たかも知れません。
また、寂しさを紛らわせてくれた相手に感謝の思いを抱いているかも知れません。
これに対して、夫に不倫をされた妻は、不倫で楽しい気持ちになることは一切ありません。
信頼していた夫に裏切られた怒りと悲しみ、女性・妻としての自信も失い、「これまでの結婚生活は一体何だったのか?」という空しさもを感じます。
「自分のどこが悪かったのだろう?」と自分を責めたり、今後への不安と絶望感など、ネガティブな感情でいっぱいになります。
不倫相手の顔や不倫発覚の場面がフラッシュバックしてきたり、不眠、食欲不振などの身体的症状で苦しむこともあります。
そんな妻が、自分にこんな苦しい思いをさせた不倫相手に対して、「夫の面倒を見てくれてありがとう」などと感謝できるはずもありません。
このように、不倫をした側とされた側では、気持ちも立場も大きく異なります。
その違いを乗り越え、夫が妻の気持ちを理解するのは、確かにそう簡単なことではありません。
しかし、そこで「した側がされた側の気持ちなど分かるはずがない」とあきらめるのはまだ早いと言えます。
妻の気持ちを100%理解することは出来なくても、理解しようとする姿勢で努力を続けて行けば、少しずつ気持ちを分かるようになっていきます。
※不倫で傷ついた妻の気持ちを理解するため、どのような努力をすれば良いかは、こちらの記事を参考にしてみて下さい
夫がどこまで妻の気持ちを理解できるかは、その夫次第ではあります。
ただ、それまで10%しか理解できなかった夫が、50%くらいまで理解できるようになれば、その夫にとっては大きな変化であり、進歩です。
私のところに相談に来る夫たちも、最初は妻の気持ちをほとんど分かっていなかったのが、相談の終わりごろには少しずつ理解が進んでいるものです。
関連リンク:不倫をした夫のための相談(カウンセリング)
なぜそうなるか?と言えば、夫が妻とやり直すため(妻の気持ちを理解するため)に、カウンセラーに相談するという努力をしているからです。
このように、妻の気持ちを理解する姿勢・努力を続ければ、たいていの夫は少しずつ妻の気持ちを理解できるようになっていきます。
ですから、妻の側も、「夫が私の気持ちを分かってくれるはずがない」とあきらめず、夫に分かってもらえるように具体的に気持ちを伝えていくことが大切です。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
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