不倫問題カウンセラーの花田好久です。
私のカウンセリングでは、不倫後の夫について、下記のような不満やお悩みが多く寄せられています。
・夫は、やり直したいという割には以前とあまり変わらない
・自分で考えてやり直す努力をすべきなのに、自分からは何もしない
・不倫の過ちと向き合おうとしない
・反省の態度が不十分(妻から責められると逆ギレする)
・私の気持ちに寄り添ってくれない
不倫をされた妻からすれば、やり直すのなら、傷つけられた分、埋め合わせをして欲しいと願うものです。
そして、やり直すのなら、夫も悪いところは改めるべきだし、まずは夫が変わるべきだと思うものです。
それなのに、夫が期待通りに変わっていないとしたら、妻が不満を感じるのは当然のことです。
では、夫が期待通りに変わってくれないとき、一体どうすれば良いのでしょうか?
下記note記事を参考に働きかけをしてみることで、夫に良い変化が生まれることもあります。
●夫が不倫後のやり直しに非協力的なとき、どうすれば協力的になってもらえる?(note記事)
それでも夫が変わらないときは、まず「自分以外の人の気持ちや行動は、自分の思い通りにはならないもの」という基本に立ち返ることです。
不倫されて傷つけられた分、夫への期待や要求が高まるのは当然です。
ですから、夫に期待したり、要求するのが悪いわけではありません。
しかし、残念ながら、人は自分の思い通りにはならないものです。
それは子供であっても、親であっても、夫であっても同じことです。
心の中で「まあ、夫の全てを思い通りには出来ないよね」とつぶやき、フッと一息ついてみましょう。
すると、不満やイライラは多少落ち着くものです。
次に、不倫をしていたときの夫の言動と、不倫後の夫のそれを比べてみましょう。
やり直したいというからには、不倫後の夫には、努力していることや、良い方向に変わった部分も、少しはあるのではないでしょうか。
その変化は妻の期待を下回るものかも知れませんが、夫からするとかなり大きい変化なのかも知れません。
そこで、「夫にしては頑張っている方かも知れない」という見方をしてみると、いくらかは不満も落ち着くでしょう。
(夫が調子に乗るのが嫌という方は、口に出して夫を評価してあげなくても大丈夫です)
人は、思い通りにさせようと圧力をかければかけるほど、相手のその姿勢に反発し、余計に「思い通りになってたまるか」と思うものです。
不倫をしたのは自分が悪いと分かってはいても、心のどこかでそうした反発心や違和感を覚えるわけです。
「不倫した夫は●●すべきだ」「こちらの期待通りに変わるべきだ」と思うのはムリもありません。
ただ、その思いが強すぎると、今度は自分が苦しむことにもなります。
その思いを少しゆるめてあげると、自分もラクになりますし、夫も少しラクになります。
すると、夫も「妻にやらされている」という意識でいたのが、「自分から変わろう」という気持ちにもなりやすいです。
夫が期待通りに変わってくれずに、不満が募ってしまうときは、
「人は思い通りにはならないもの。夫にしては頑張っている部分もある」ということに、意識を向けるようにしてみて下さいね。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)