不倫問題カウンセラーの花田好久です。
一般人のお宅に付いて行くTV番組で、夫が不倫をした家庭が取材されていました。
数年後に再び、番組がその家庭を訪問したときのことです。
その家庭では、夫の不倫の話はタブーではないものの、触れてしまうと気まずい話題になっているそうです。
子供も父の不倫を知っており、子供が不倫のことで父をいじるシーンもありました。
奥様は夫の不倫を忘れることは出来ないが、夫と添い遂げる意志に変わりはない、ということでした。
だから、これ以上不倫問題を引きずりたくはない。
もう家庭で不倫の話をしなくて済むよう、「これで不倫の件はおしまい」と区切りをつけたいようでした。
「不倫の件はこれでおしまい」と宣言することで、それ以降は終わったこととして、不倫の話題には触れないことにしたい、ということですね。
「ここら辺で夫の不倫問題を終わらせよう。区切りをつけよう」
そう思えるようになるまで、奥様は何年もの間、どれだけ辛い思いをされてきたことでしょうか。
そこまで来られたのは、奥様自身が立ち直る努力をされてきた証だと思います。
夫も不倫問題から逃げず、やり直しの努力を続けて来られたのでしょう。
不倫後のやり直しは様々な困難が伴いますので、お互いに途中で心が折れてしまうこともあり得ます。
このご夫婦も、お互いに苦しい思いもしながら、やり直しの道を歩んで来られたのだと思います。
私は、そんなことを思いながら番組を観ていました。
夫の不倫問題というのは、話題にすること自体、気持ちの良いものではありません。
「お互いに嫌な気分になる話を、どうしていつまでも続けるのか?」と言う夫もいます。
(貴方にはそれを言う資格は無いでしょう!と思いますが)
妻だって、楽しくて夫の不倫の話をしているわけではありません。
辛い気持ちや不安を吐き出せれば、話し終わったあとはラクになるでしょう。
しかし、話をしている間は苦しいものです。
そのため、嫌な思いや苦しい思いをしたくなくて、「もう不倫の話には触れない。終わったこととして前に進む」と宣言したくなることもあるでしょう。
ただ、そう宣言してしまうと、妻が不倫を思い出し、辛い気持ちを感じても吐き出せなくなってしまいます。
これは、妻の心の回復の見地からは、大きなデメリットになります。
今回のご夫婦は、不倫後数年が経過し、奥様もある程度は心の回復が進んできたのだと思われます。
そういう状況なら、「不倫に区切りをつける」という選択もアリでしょう。
もちろん、意識して区切りをつけようとせず、もう少し自然に任せてみるのも良いでしょう。
このあたりは、ご夫婦それぞれの選択だと思います。
一般に、不倫発覚後、数か月程度では、妻の心の回復は不十分だと思われます。
妻の心の回復が不十分なうちは、焦って不倫に区切りをつけようとしない方が良いでしょう。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)