不倫問題カウンセラーの花田好久です。
「夫の不倫のせいで私の人生は台無しだ!」と思うことはありませんか?
夫の不倫で、これまでの結婚生活や、私の人生そのものも全否定されてしまった。
不倫をされた事実は一生消えないから、この先の人生もお先真っ暗だ・・。
私の人生は一体何だったのか?
私の人生返してよ!
・・・と、夫に言いたくなることもあるでしょう。
カウンセリングの実例では、下記のようなケースもあります。
・60歳を過ぎてから夫の20年以上に渡る不倫が発覚したケース
・夫が亡くなった後に長年の不倫が発覚したケース
・新婚時代から不倫をしていたケース
・結婚生活のほぼすべての期間で不倫をしていたケース
こういう妻の立場になれば、「私の人生が台無しにされた」と感じるのもムリはありません。
ここまで極端なケースではなくても、夫や子供のため、真面目に一生懸命頑張ってきたのに、その間夫が何年も不倫をしていたとしたら、同じように感じるのも当然でしょう。
自分の人生が全て台無しにされた、この先もお先真っ暗・・
そういう風に感じてしまうのは、言葉では言い表せないほど辛いことだと思います。
ですが、通常はこういう感じ方がいつまでも続くわけではありません。
一時的に「私の人生台無しだ」と感じていても、辛い気持ちにフタをせず、夫や周囲の人に吐き出して共感してもらうことで、時間とともに感じ方が変わってくるのです。
※ただし、うつ病になっている場合は、病気の症状でこうしたネガティブな感じ方が増幅されます。
うつ病の場合は、うつ病の治療が必要です。
もしも不倫後3年経っても、5年経っても、「私の人生は台無しだ」という感覚が抜けないとしたら、夫や周囲の人に辛い気持ちを十分受け止めてもらえていないのかも知れません。
不倫後何年経っていようと、辛いときは辛いと言って良いのです。
夫や周囲の人に、話を聞いてもらったり、共感や理解を求めても良いのです。
今さらと思わず、夫や周囲の人を頼っていきましょう。
もう一つ、自分でできるのは、「夫の不倫で、本当に私の人生は台無しになったのか?」と、自分の人生を振り返ってみることです。
数年前に病気で亡くなった、フリーアナウンサーの小林麻央さんをご存知でしょうか?
闘病中の彼女のインタビューで、大変印象に残るお話がありました。
正確に覚えているわけではないのですが、おおよそ次のようなお話です。
<ここから>
病気になったことで、周りの人から同情されたり、可哀そうと思われることが多いのですが、私の人生は病気になった人生だけではないのです。
愛する夫や子供、家族、友人がいて、学校や仕事での充実した時間、様々なことにトライし、楽しいこと、幸せな事、色々なことがあった人生です。
病気は確かに辛いですが、病気は私の人生の一部に過ぎません。
私の人生は、本当に色とりどりの豊かな人生なのです。
<ここまで>
確かに、世間は、若くして重い病気になった彼女のことを可哀そうと思っていたかも知れません。
愛する夫と小さい子供を残して亡くなるのは、さぞ無念だったろうと想像もするでしょう。
彼女がどのような思いで亡くなったかは、彼女にしか分からないことです。
ですが、彼女は病気になったことだけで自分の人生を評価せず、人生を振り返って、色とりどりの豊かな人生だったと仰っていました。
病気になったことが私の人生の全てではない。
そこに気づくことができて、彼女は自分で自分を救えたのではないかと思います。
夫の不倫に話を戻しますと、夫の不倫は確かに、妻の人生において重大な出来事の一つに違いありません。
ですが、夫の不倫は人生の全てではありませんし、結婚生活の全てでもありません。
夫と結婚してから、幸せと思える時間、一緒に楽しめたこと、共に乗り越えたこと、支え合ったこと、子供を産み育てたこと、色々なことがあったと思います。
紙とペンを出して、そうした出来事や思い出を書き出してみて下さい。
そうすれば、夫の不倫は決して私の人生・結婚生活の全てではない、ということに気づくはずです。
他人から「あなたの人生は台無しなんかじゃないよ」と声をかけてもらうより、自分自身で人生を振り返って、自分で自分の人生・結婚生活を正しく評価してあげる。
その方が、「私の人生は台無しだ」という感じ方から脱却しやすくなります。
夫の不倫の無い人生を歩めなくなったことを、「こんなはずでなかった」と悔やみ続ける生き方もあります。
出来れば夫の不倫の無い人生を歩みたかったが、不倫をされたことで、人の心の痛みをより深く理解できるようになった。
それに、私の人生は夫の不倫が全てじゃない。
私の人生ナメるなよ!
そう思って生きていくのかは、妻が自分で決めることが出来るのです。
当事務所では、夫の不倫を解決するために役立つ電子書籍を3種類販売しております。
おかげさまで累計販売数は1500冊を超えております。
・カウンセリングを受けるのは抵抗がある方
・まずは誰にも知られず、自分で夫の不倫に対処したい方
・不倫後、妻とやり直すために必要な知識を身に着けたい方
電子書籍はこのような方に特にお勧めです。
夫の不倫解決、不倫が終わって妻とやり直すために、ぜひ電子書籍をお役立てください!
本書は、不倫をする夫の心理や本心を解き明かし、わかりやすく解説した1冊です。
夫の不倫対処マニュアル(改訂版)では、夫の不倫に適切に対処する方法を、具体的かつ分かりやすく解説しています。
本書では、「不倫後のやり直しのために必要なこと」「夫が果たすべき役割」「やってはいけない言動」などを分かりやすく解説しています。
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)