不倫問題カウンセラーの花田好久です。
職場や家庭で嫌な出来事があって落ち込んでいると、周りの人から「そんなのは早く忘れた方が良いよ(ラクになる)」などと言われることがありますよね。
しかし、嫌な出来事が夫の不倫である場合、忘れたいと思ってもすぐに忘れることは出来ません。
夫の不倫発覚時の気持ちを、「青天の霹靂とはまさにこのこと」と表現する妻は多いです。
それほどショックが大きく、「自分の存在を全否定された」かのように傷つく出来事が夫の不倫です。
個人差はありますが、夫の不倫がトラウマ(心的外傷)になってしまうケースは多いのです。
このように、不倫は日常生活でよくある「ちょっとした嫌な出来事」ではないので、忘れよう、忘れさせようとしても上手くいかないわけです。
妻が夫の不倫を忘れられず、事あるごとに思い出しては気持ちが不安定になり、夫を問い詰めてしまうという状態は、妻にとっても夫にとっても辛いものです。
しかし、だからといってムリに忘れようと力むと、かえって不倫の記憶にとらわれ、余計に忘れられなくなってしまいます。
夫が妻に不倫を忘れさせようとすることは、※不倫後のやり直しのために逆効果にもなります。
※不倫反省本 第2章3「NGな言動その2〜不倫を忘れさせようとする」参照
また、妻が夫の不倫を忘れられないのは、「夫が忘れようとするから」でもあります。
夫はよく※「過去にこだわらず、前を向いて進もう」などと言います。
そこには、自らの不倫という都合の悪いことから目を背け、不倫の過去から逃げよう、忘れてしまおうという姿勢が透けて見えます。
妻は敏感にそれを感じ取り、夫が不倫を忘れようとしているが、それではまたいつ不倫を繰り返すかわからない、と不安になります。
夫が忘れようとするのなら、せめてこちらは覚えていないといけない、となるので、余計に不倫を忘れられなくなるわけです。
※「過去にこだわらず、前を向いて進もう」が有効かは、出来事の程度によりますが、トラウマへの対処として適切とは言えません。
不倫反省本には、第1章12「自分(夫)から不倫の話をする」という項目があります。
夫が自分から不倫の話をすることは、不倫後のやり直しにおいて様々なプラス面があります。
自分から不倫の話をすることで、オレは決して不倫の過ちを忘れないということを、行動で示すことが出来ます。
夫が不倫を忘れないようにしていると分かれば、妻も多少は安心できるはずです。
不倫を忘れさせようとするより、そうやって夫が妻を安心させてあげる方が、妻が不倫を忘れるために役立つと言えます。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)