不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の中には、「寂しさ」を理由に不倫をする人もいます。
寂しくて不倫をする夫の心理とは、次のようなものです。
1.妻のことは大好き。でも、最近かまってもらえなくて寂しい。
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2.ただ、素直に寂しいとは言えない。
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3.なぜなら、妻に「弱い男」と思われたくないし、相手にしてもらえなかったら余計に傷つくから。
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4.そこで、寂しさを埋め合わせるため、フラフラと不倫をしてしまう・・・。
夫の不倫が発覚すると、妻は「私への気持ちが冷めたからでは?」と受け止めがちだと思います。
しかし、上記のように、「妻を愛しているけど、素直に寂しいと言えないがために不倫をする」ケースも多いのです。
もちろん、「寂しいから不倫をしました」は許される話ではありません。
「弱い男と思われたくない」「傷付きたくない」という気持ちは分かりますが、だからといって、不倫をして妻を傷つけて良いことにはならないからです。
夫が妻にかまってもらえない寂しさから不倫に走った場合、夫に寂しい思いをさせた妻にも非があるのでしょうか?
そう言われたら、最近夫のことは放置気味だったかも知れない・・という方もおられるでしょう。
しかし、妻も完璧ではありませんし、日々の生活で一生懸命なのですから、夫への配慮が行き届かないこともあるでしょう。
それをいちいち不倫の理由にされたら、世の中の夫はみな不倫をすることになります。
でも、実際はそんなことはありませんよね。
不倫をしない夫は、多少さびしい思いをすることがあっても、健全な方法で埋め合わせをするものです。
もしくは、妻に「最近放っておかれているような気がしてさびしい」と、率直に気持ちを伝える方法もあります。
不倫に走る前にそう言ってもらえば、妻もムリのない範囲で夫への接し方を改めることができますよね。
夫から何の言葉もサインも出ていなければ、妻は夫のさびしさや不満に気づくことはできません。
妻は超能力者ではないのですから、仕方のないことです。
「さびしい思いをさせた私も悪かったから」と、夫の責任をあいまいにしてしまうと、夫は不倫を反省しなくなります。
それどころか、「ほら、お前が悪いからオレは不倫をしたんだ」「いまさら反省したって遅いんだよ」などと調子づくことすらあります。
夫の不倫で反省すべきは夫のはずなのに、なぜか夫はいばっていて、妻の方が謝っている・・
このような状態では、夫の不倫が解決するはずがありません。
では、こういう夫に対して、妻としてできることはあるのでしょうか?
夫に寂しい思いをさせない妻になれば良い?
そのお気持ちは素晴らしいと思いますが、「全く寂しい思いをさせない」というのは少々ムリがありますね。
46時中そばにいることは物理的にムリなので、妻としてできることの範囲を超えています。
それに、夫が寂しいと思っているかどうかは、夫の様子を観察するだけでは判断がつきません。
素直に寂しいと言えずに不倫をしてしまう夫。
そういう夫に対して、妻としてできるのは、夫の考える「強さ」を修正してあげることです。
夫は、妻に寂しさを伝えることで、弱い男と思われるのを恐れていました。
その恐れの根底には、「寂しさ(気持ち)をさらけ出す=弱さ」という考えがあります。
確かに、寂しくてもガマンする「強さ」もあります。
しかし、寂しいとか辛いとか、自分の気持ちをさらけ出せるのもまた、「強さ」なのです。
自分の気持ちをありのままさらけ出せるのは、それだけ自分に自信がある証であり、他人の愛情を信じる力があるということです。
ですから、ありのままの気持ちをさらけ出せるのは、弱さではなく「強さ」なのです。
「強さにはガマンする強さもあれば、自分をさらけ出す強さもあるんじゃないかな?」
「だから、寂しいときは寂しいと言ってくれて良いんだよ」
妻であるあなたが、夫にそう言ってあげれば、夫の考える「強さ」を修正してあげることができます。
そうすれば、夫も自分の気持ちをさらけ出しやすくなります。
結果として、「素直に寂しいと言えずに不倫をする」といった事態を繰り返さなくて済むようになるはずです。
もちろん、夫本人も、なぜ自分は不倫をしたのか、自分自身と向き合って考えないといけません。
不倫の原因を突き止め、変えるべき部分は変えていくことで、同じパターンで不倫をくり返さなくて済むようになるです。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)