不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫が不倫をする理由を一言で言えば、「不倫の刺激・快楽を味わいたいから」ということになります。
不倫の快楽を味わうと、ストレス、不安、空虚感、劣等感などの苦しみから一時的に解放された気分になれるからです。
不倫をしている夫はよく「妻に対する不満」を理由に挙げますが、それは後付けの言い訳に過ぎません。
どんなによく出来た妻でも、不倫ならではの快楽を夫に与えることは出来ません。
不倫の快楽を求める夫は、妻がどうこうではなく、自分の欲求のために不倫をしているのです。
不倫の快楽には依存性があります。
一度快楽を味わうと、次も、また次もと病みつきになってしまいます。
不倫を続けていると、最初の頃に感じた刺激や快楽は薄れてきます。
脳が快楽に慣れてしまうからです。
そうなると、以前と同じぐらいの快楽を味わうために、不倫をエスカレート(不倫の回数・頻度が増える、複数の相手と不倫をする等)させることになります。
そのうち、快楽を味わいたくて不倫をするというより、不倫の快楽を味わっていないと落ち着かなくなってきます。
不倫を続けるためには嘘や散財もいとわなくなります。
家族や友人、同僚・知人から自分がどう見られるかも気にしなくなります。
不倫の結果自分がどうなるか、失うものがいかに大きいかも考えられなくなります。
ここまで依存が進んでくると、最初の頃には感じていたであろう、妻に対する罪悪感も感じられなくなっています。
顔からは生気が失われ、常にイライラしていて、ささいなことでブチギレたりします。
これがあの夫なのかと、あまりの変貌ぶりに驚いてしまうでしょう。
試しに、上記の文章の「不倫」を「薬物」に置き換えてみてください。
薬物への依存と不倫への依存が大変似通っていることがわかるはずです。
不倫依存は、自分が自分でなくなってしまう恐ろしい病と言っても過言ではありません。
もちろん、不倫をする夫が皆、上記のような依存状態に陥るわけではありません。
のめり込む前に止められる夫もいれば、妻の怒りや悲しみに触れて我に帰る夫もいます。
そういう夫は、不倫の泥沼にはまる前に引き返せるという意味で、心の健全さをある程度は保てていたと言えます。
とはいえ、一度不倫の誘惑に負けてしまった夫が、「オレはのめり込まないから大丈夫」とはとても言えないはずです。
不倫の当事者である夫には、不倫に依存することの恐ろしさを心に刻んで頂きたいと思います。
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花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。
カウンセラー花田へのご相談はこちら(夫の不倫・浮気を解決するためのカウンセリング)