夫の不倫に対して「自分がどうしたいか分からない」貴女へ
不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫が発覚すると、ショックのあまり「何も考えられない」状態になることも珍しくありません。
この状態では適切な対処など不可能です。
しばらくの間は、気持ちを落ち着けることを優先すべきです。
多少気持ちが落ち着いてきたら、「今後自分はどうしていきたいか?」について考えていきましょう。
夫とやり直したいのか、別れたいのか、離婚だけは避けたいのか、考えをまとめていくことです。
考えがまとまるまでの期間は個人差があります。
しかし、いつまで経っても「自分がどうしたいか分からない」となると、困ってしまいます。
方針が決まらないことには動きようがありませんし、動かないことには夫の不倫も解決しないからです。
もし、あなたが3ヶ月考えても「自分がどうしたいか分からない」としたら、次のような原因が考えられます。
1.他者優先がクセになっている
結婚生活において、女性は「自分がこうしたいからこうする」と、自分中心に物事を考える機会が少なくなります。
妻・母親として、「夫や子供のために自分はどうするか」という他者優先の視点で考えることが多くなります。
結果的に、良い意味でも悪い意味でも、他者優先に考えるクセがつきやすくなります。
すると、夫の不倫に直面して、自分は今後どうしていきたいかを考えようとしても、上手く答えが出てこなくなります。
他者優先のクセがついていて、自分中心に考える回路がサビついてるわけです。
2.親から罪悪感を植え付けられている
あなたが「自分はこうしたい!」と決めること自体に罪悪感や抵抗を感じるなら、それは親からの影響が考えられます。
親があなたに、「自分中心に物事を考えるのは悪いこと」と教えてきたので、自分中心に考えようとすると罪悪感を感じてしまうのです。
他者優先のクセも罪悪感も、すぐに拭い去ることはできません。
しかし、気づくことだけでも大きな前進です。
あなたの人生はあなたのものです。
決して、夫・子供・親のためにあるわけではありません。
あなたの人生は、あなたがあなたのために決めて良いのです(ただし、選択の結果については責任を持たないといけません)
そのことを、あなたの心に少しずつ浸透させていって下さい。
そうすれば、「自分がどうしたいか分からない」という悩みは解消していくはずです。
(当サイト運営者のご紹介)
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。