不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫は夫が悪いのは百も承知。
が、それよりもっと悪いのは不倫相手だ!と思う方も多いでしょう。
不倫で私がどれほど深く傷ついているか。
私だけではなく、子供もどれだけ辛い思いをしているか。
不倫とは、他人の人生を狂わせかねないほどの重大事である。
こうした事実を不倫相手に知ってもらい、自分がいかに悪いことをしたのか気づいて欲しい。
心から反省をして欲しい。
そう願っている方も多いでしょう。
このように、夫に不倫をされた妻が、不倫相手に反省を求めるのは当然のことです。
ただ、「不倫相手に反省をして欲しい」という願いが、なかなか相手には通じないのが現実です。
妻の心が癒されるほど、誠意をもって謝罪と反省をする不倫相手はなかなか見当たりません。
慰謝料を支払う相手でも、「法的責任は取らせてもらいます。それで文句ないでしょう?」という態度の人も多いのです。
もっと酷いのになると、慰謝料請求書に対して無視を決め込んだり、開き直って不倫を妻のせいにしてきたり、被害者面をしてくる相手もいます。
不倫相手と一度でも電話やメールでやりとりした方なら、相手の無反省ぶりにあきれた経験をした方も多いのではないでしょうか?
妻として、母親として、真面目に一生懸命頑張っている方にしてみれば、不倫をしておいて反省すらしない相手というのはまさに「あり得ない」存在でしょう。
私なら不倫などという愚かなことはやらないし、万一やってしまったとしても、心から過ちを悔いて反省をするはずだ。
自分がそうなのだから、不倫相手もそうしてくれるだろう、そうして欲しいと願うのはもっともです。
ただ、上記のように、不倫をする女性というのは、自己中心的で、不倫で傷つく相手がいることなど考えない、そういう身勝手な人が多いのです。

「反省をして欲しい」という期待を裏切られると、怒りに火が付き、「どうにかして反省させてやりたい!」と思うものです。
しかし、あれこれ手段を尽くしても、反省しない相手は反省しません。
反省しない相手に反省をさせるのは、ある意味、裁判に勝訴して慰謝料を取り立てるよりも難しいと言えます。
不倫相手に反省させたいのにそれが叶わないとなると、ますます怒りや悔しさがつのり、気持ちの持って行き場が無くなってしまいます。
不倫相手のせいで私はこんなに辛い目に遭っているのに、相手は反省すらしないなんて、こんな理不尽なことがあって良いのか!?
これでは「やられ損」ではないか!?
不倫相手を反省させられない私はなんて無力なのか・・。
こんな風に考えてしまうと、ますます落ち込むばかりか、不倫相手を反省させられなかったことをいつまでも引きずってしまいます。
これでは不倫で傷ついた心の回復にとってマイナスになります。
では、不倫相手が反省しなかったときは、どうやって気持ちを整理すれば良いのでしょうか?
怒りや無力感をひきずらないためには、下記の2点をしっかりと認識しておくことが大切です。
1.反省するかしないかは不倫相手の問題であること
妻の立場からすれば、不倫相手に不倫を反省してもらいたいのは当然です。
これは、犯罪の被害者が、加害者に反省をして欲しいと願うのと同じです。
しかし、反省をするかどうかはこちらの領域の問題ではなく、不倫相手の領域の問題になります。
不倫相手が「反省すべき」なのは当然ですが、「反省するかしないか」はまた別の話で、不倫相手本人が自分の問題として態度を決めることなのです。
2.こちらが直接相手の気持ちをコントロールはできないこと
妻として、不倫相手に反省を促すことは可能です。
妻からの働きかけがきっかけで、改心して反省する不倫相手もいるでしょう。
ただ、その場合でも、妻が不倫相手の気持ちをコントロールして反省させたわけではありません。
妻は反省のきっかけを与えただけで、反省したのは不倫相手本人の心の動きからです。
上記2点をしっかりと認識しておけば、期待通りに不倫相手が反省してくれなくても、それは不倫相手の問題であって、妻の力不足でもなんでもないということになります。
反省するかしないかは相手の問題であって、こちらは自分の出来る限りのやり方で反省を求めた。
それでも反省しないのは、不倫相手にそれだけの人間性が備わっていなかったということだ。
こんな風にとらえることで、気持ちの落としどころを見つけることができます。
また、不倫相手に何度も反省を促したり、慰謝料を請求することは、一般的に、不倫相手に対して嫌な思いをさせることにつながります。
不倫を悪いと思わない、無反省な不倫相手であっても、自分が不倫の加害者として悪者扱いされたり、反省や慰謝料を請求されること自体不快に感じるものだからです。
相手が反省しなかったとしても、おそらくある程度嫌な思いはさせられただろう、そう思うだけでも少しは気分が晴れるのではないでしょうか。
不倫相手には反省しない人が多いのは、私のカウンセリングの経験上そう感じているということです。
決して「不倫相手は反省しないから、反省を求めても意味がない」というわけではありません。
不倫相手に反省をして欲しい、その気持ちを相手に伝えるというのは、自分の気持ちを大切にすることでもあります。
ですから、相手が結果として反省しようがしまいが、反省を促すだけでも意義があるのです。
残念ながら相手が反省しなかったときは、今回の記事を参考に気持ちの整理をして頂ければと思います。
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花田好久カウンセリング事務所
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-6-28いちご天神ノースビル7階

不倫問題カウンセラー花田好久(はなだよしひさ)。1975年2月生まれ。福岡県出身。福岡県在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。