「夫に不倫の事実を指摘したいが、険悪な雰囲気になるのもイヤ」というときは?
不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫に「不倫をやめて欲しい」と言いたい。
けれど、不倫の事実を指摘すると、夫と険悪な雰囲気になるかも知れない・・。
そういう不安から、不倫を静観している方もおられるかも知れません。
妻が何か言う前に、夫が自発的に反省して、不倫をやめてくれるのなら、それに越したことはありません。
実際のカウンセリングでも、不倫の罪悪感に耐え切れなくなり、妻に不倫を告白して相手と別れてくる夫もいます。
ですから、夫の良心に期待して、それまで静観するというのも、一つの方法ではあります。
一方で、妻にバレない限りは不倫をやめない(やめられない)夫も少なくありません。
何か月も静観しているのに、一向に夫が不倫をやめる気配が無いとします。
その場合は、やはり妻が不倫の事実を指摘して、不倫をやめて欲しいと伝えていくことが必要です。
ただ、いざ話をするとなると、「夫と険悪な雰囲気になるのでは?」という不安がまた浮かんでくるかも知れません。
夫に不倫をやめてと言いたい
↓
でも、不倫の事実を指摘して険悪な雰囲気になるのはイヤ
↓
そうならないよう、とりあえず静観する
↓
しばらく静観していても不倫をやめる気配がない
↓
やはり夫に言うしかない
↓
でも、険悪な雰囲気になるのはイヤ
・・このようなループを延々繰り返してしまう場合は、次のように考えてみてはいかがでしょうか?
●夫と険悪な雰囲気になるとは限らない。言う前から悪い結果になると決めつけていないだろうか?
●夫と険悪な雰囲気になったとしても、それは一時的なことで済むのではないか?
「雨降って地固まる」ということわざもある。
●どういう結果になるにせよ、このまま悶々とした気分で毎日を過ごすより、言うべきことを言ってスッキリした方がマシではないか?
それでも言えない場合は、「言うことでこれ以上傷つきたくない」という気持ちの方が勝っているのかも知れません。
または、心身ともに疲弊していて、夫の不倫に前向きに対処していくためのエネルギーが不足しているのかも知れません。
そういう状態にあるときは、ムリをする必要はありません。
いつ、どのようなタイミングで夫に不倫の事実を指摘するかは、人それぞれです。
自分のタイミングで言えたらそれで良いのです。
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(当サイト運営者のご紹介)
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。