不倫をした夫への怒りが制御不能なほど激しいとき
不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫で妻が怒りを感じるのは当然のことであり、怒ること自体は何も悪くありません。
怒りを感じるたびに、小出しに吐き出していくようにすれば、夫の不倫で傷ついた心も次第に回復していきます。
ですから、不倫をした夫に怒りの気持ちを伝えるのに遠慮は要りません。
ときには言い過ぎたり、手が出ることもあるでしょうが、夫婦ゲンカのレベルであれば問題ありません。
もし「さすがにやり過ぎたかな・・」というときは、やり過ぎたことだけ謝ればOKです。
ただ、怒りが制御不能なほど激しく、「このままでは夫に何をしてしまうかわからない・・」と心配するほどの状態であれば、対策を考える必要があります。
対策その1「その場を離れる」
怒りのボルテージが上がって、「このままではヤバい」と思ったときは、いったんその場を離れ、夫と物理的な距離を取るようにします。
夫が視界から消えれば、怒りは徐々に沈静化していきます。
対策その2「夫以外に怒りを吐き出す相手を見つける」
怒りの吐き出し先が夫だけだと、どうしても怒りのエネルギーが溜まってきます。
怒りのエネルギーが溜まり過ぎると、自分でもうまく制御ができなくなってしまいます。
夫以外の人(親きょうだい、知人・友人、カウンセラー等)にも夫の不倫の怒りを吐き出すことができれば、怒りのエネルギーを溜め込み過ぎずに済むようになります。
対策その3「心療内科で安定剤等を処方してもらう」
夫の不倫で精神的に不安定な状態が続くと、怒りの制御も難しくなってきます。
心療内科で安定剤、睡眠導入剤等を処方してもらい、気分を落ち着ける方法もあります。
対策その4「緊急避難的に一時別居をする」
上記の対策その1〜3では効果があがらない場合、緊急避難的に一時別居をすることも検討した方が良いでしょう。
あくまで緊急避難としての別居ですから、怒りが制御可能なレベルまで落ち着いてきたら再び同居に戻ることが前提です。
「別居をすると夫の気持ちが離れていくのでは・・」と不安になるかも知れませんが、「夫に取り返しがつかないほど酷いことをしてしまうよりマシ」と思って割り切ることです。
(当サイト運営者のご紹介)
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。