夫の不倫の対処において常に大切なことは?
夫の不倫発覚直後に大切なこと
不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫の不倫問題が発覚してから、どのくらいの期間が経過したでしょうか?
不倫が発覚した直後は、ショックや動揺が激しく、冷静に対処するのは難しいものです。
極端な方法(「不倫相手の女の家に乗り込む」「自分を犠牲にして良い妻になる努力をする」等)に飛びついて、失敗をしやすい時期でもあります。
個人差はありますが、不倫発覚後1か月〜半年程度経過すると、発覚当初のショックや動揺は落ち着いてきます。
ショックや動揺が激しいときは、やみくもに対処しようとせず、まずは気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
落ち着きを取り戻してきたら、夫にしっかりと自分の気持ち(不倫を止めてほしい)を伝えていくことから始めましょう。
夫の反応が怖い時に考えるべきこと
不倫発覚から半年以上経過しているものの、これといった対処ができずにいる場合は、夫の反応を怖れ過ぎているのかも知れません。
夫の反応が怖いときにムリをして対処をする必要はありません。
しかし、人生には限りがありますし、「いつまで夫の不倫は続くのだろう・・」と毎日モヤモヤした気分でいるのは、大変辛いものです。
このまま辛い状況に耐え続けたいのか、それともリスクを承知で一歩踏み出したいのか、よく考えてみることが必要です。
思い切って気持ちを伝えたら、「怖れるほどのことはなかった」と、拍子抜けすることもありますよ。
夫に甘く見られているときに大切なこと
一応夫に気持ちは伝えているものの、軽くあしらわれたり、まともに聞き入れてもらえない・・という場合は、夫から少々甘く見られているのかも知れません。
夫の不倫問題の対処は、方法論や気持ちの伝え方も大切です。
それと同時に、体裁や体面を気にせず、思い切り夫にぶつかる姿勢も大切です。
夫の弱さを目の当たりにしてガッカリしたとき
不倫に対処する過程では、夫の精神的未熟さや、自己中心的な言動を目の当たりにし、心底ガッカリすることもあるでしょう。
それらは夫の本質かも知れませんし、軽い気持ちで始めた不倫が大事になったことで、一時的に我を忘れて動揺しているからかも知れません。
夫に対して言うべきことを言ったのであれば、夫が冷静さを取り戻すまで様子を見るというのも一つの選択肢です。
夫の不倫の対処において常に大切なことは?
夫が不倫を止めてくれても、また別の悩み(夫を責めてしまう、夫を信用できない、夫が反省してくれないetc..)にぶつかることもあるでしょう。
夫の不倫問題の状況は人それぞれです。
どのような状況に置かれても、どのような悩みにぶつかっても、常に大切なのは「自分がどうしたいのか」を主体的に考えていくことです。
「自分がどうしたいのか」を主体的に考えることは、自分の気持ちを大切にすることに繋がります。
自分の気持ちを大切にすることは、自分を大切にすることに他なりません。
自分を大切にできるようになれば、自ずと自分の幸せのために最善の選択をできるようになります。
カウンセリングにおいても、「私はこうしたいと思うのですが、どうでしょうか?」と確認を求めてくる方ほど、夫の不倫問題の解決に近づいておられます。
「自分がどうしたいか考えたけど、どうしたいのかが分からなかった」でも良いのです。
常に「自分がどうしたいのか」を考えるクセをつけていって頂ければと思います。
(当サイト運営者のご紹介)
花田好久(はなだよしひさ)。不倫問題カウンセラー。行政書士。1975年2月生まれ。既婚。福岡県出身。東京都八王子市在住。
男性カウンセラーの特性を活かし、不倫をする夫の心理を読み解くのを得意とする。
相談者や読者からは「不倫を解決できた」「心が救われた」「勇気づけられた」と、多数の感謝と支持の声が寄せられている。