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 離婚調停の基礎知識

離婚についての話し合いがまとまらない場合、いきなり裁判をするのではなく、まずは離婚調停の場で話し合うことになります。
 
離婚調停では、離婚する・しないの問題だけでなく、親権・面接交渉・養育費といった子供の問題、慰謝料や財産分与といったお金の問題も話し合うことができます。

申立人 夫または妻
申立てをする裁判所 相手方の住所地を管轄する家庭裁判所
または、夫婦の合意で定めた家庭裁判所
必要書類 離婚調停申立書、夫婦の戸籍謄本
費用 収入印紙1,200円
切手代800円(地域により異なる)
申立て方法 家裁の窓口に持参または郵送

 
離婚調停での話し合い

離婚調停では、原則として夫婦が同席して話し合うことはありません。

家事審判官(裁判官)、調停委員2名(男女1名ずつ)で構成される調停委員会が、申立人・相手方と個別に面談し、調停に至るまでの経緯や現在の状況、希望する離婚条件などを聴き取ります。

そのうえで調停委員会が適切な解決方法を提示してくれます。


 離婚調停の流れ
 
1.離婚調停の申立て

相手方の住所地(同居の場合は夫婦の現住所)を管轄する家庭裁判所に、離婚調停を申し立てます。

     

2.第1回調停期日

申立ての1ヶ月〜1ヶ月半後に、第1回の調停期日が入ります。その後、離婚の合意ができるまで、月1回ほどのペースで調停が開かれます。

     

3.離婚の合意・調停調書作成

離婚の合意ができたら、裁判官が調停調書を作成して調停は終了します。数回の調停で話し合いがまとまらない場合や、相手方が調停に出席しない場合は、調停は不成立となり終了します。
 
     

4.離婚届の提出

市区町村役場に離婚届と調停調書の謄本を提出します。これで調停離婚の成立です。

 離婚調停のメリット・デメリット


離婚調停のメリット 理由
第三者を交えての話し合い 調停委員などの第三者を交えて話し合うことで、
当事者が冷静になり考えをまとめやすくなる
法定離婚原因不要 裁判とは異なり、不倫、暴力などの明確な理由
がなくても申し立てることが可能
調停調書の強制執行力 養育費などの支払いが滞っても、調停調書のみ
で直ちに強制執行できる


 
離婚調停のデメリット 理由
調停委員との相性 調停委員との相性によっては、自分の気持ちや
希望を十分に理解してもらえない場合がある
時間がかかる およそ月1回のペースでしか開かれない
合意が無ければ成立しない どちらかが納得しなければ、調停は成立しない


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